ホンダ エイプ50

- 排気量
- 49cc・4ストローク
- 年式
- 2001〜2017
- 免許区分
- 一種
- タイプ
- スポーツ
- 型式
- BA-AC16 / JBH-AC16
エイプ50は、ホンダがCB50系の血を引く空冷4スト単気筒に5速リターン式ミッションを組み合わせ、「ギアチェンジの面白さ」を体感できるファンバイクとして2001年に送り出した原付一種スポーツモデル。前後120/80-12の極太タイヤと低く構えたコンパクトな車体が、街乗りにもカスタムベースにも応える独特の存在感を生んだ。2007年末にはPGM-FI化で型式がJBH-AC16へ移行し、息の長い人気を保ったまま2017年の排出ガス規制で生産を終えた。
当時定価
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | ホンダ |
|---|---|
| 型式 | BA-AC16 / JBH-AC16 |
| 年式 | 2001〜2017 |
| 排気量 | 49cc |
| エンジン | 4ストローク |
| 免許区分 | 一種 |
| 最高出力 | 3.7ps / 7500rpm |
| 車両重量(装備重量)。乾燥重量は75kg(Honda公式プレス併記) | 80kg |
| 全長×全幅×全高 | 1710×770×970mm |
| シート高 | 715mm |
| 燃料タンク | 5.5L |
| 始動方式 | キック |
| タイヤ前/後 | 120/80-12 54J / 120/80-12 54J |
諸元の出典: Honda公式ニュースリリース 2001年2月14日『親しみやすいコンパクトな50ccギアミッション付バイク「エイプ」を発売』。型式BA-AC16/2月15日発売/ソリッドタイプ199,000円(消費税を含まず)。 / Honda公式ニュースリリース 2001年2月14日『親しみやすいコンパクトな50ccギアミッション付バイク「エイプ」を発売』主要諸元(一次)。型式BA-AC16/エンジンAC16E(空冷4ストOHC単気筒)/総排気量49cm3/最高出力2.7kW[3.7PS]/7,500rpm/車両重量80kg・乾燥重量75kg/全長1,710×全幅770×全高970mm/シート高715mm/燃料5.5L/タイヤ前後120/80-12 54J/始動方式キック式/常時噛合式5段リターン / バイクの系譜 APE100/50(HC07/AC16)-since 2001- 諸元(数値裏取り参照)。最高出力3.7ps/7500rpm、車両重量80kg(装)、全長1710×全幅770×全高970mm、シート高715mm、燃料5.5L、前後タイヤ120/80-12 54J、変速5速 / ウェビック ホンダ エイプ50 2001年式 AC16 諸元(数値裏取り参照)。最高出力3.7ps(2.7kW)/7500rpm、車両重量(乾燥相当)75.0kg を確認 / みんカラ ホンダ エイプ50(BA-AC16)スペック(数値裏取り参照)。最高出力3PS[3.7]/7500rpm、全長1710×全幅770×全高970mm、車両重量80kg、タンク5L(5.5L丸め)、前後タイヤ120/80-12 54J、5速MT、型式BA-AC16を確認 / グーバイク ホンダ エイプ50(AC16)カタログ諸元(数値裏取り参照)。最高出力2.7kW(3.7ps)、全長1710×全幅770×全高970mm、タンク5.5L、前後タイヤ120/80-12、始動方式キック式、5速を確認(タイヤ荷重記号55J表記は外れ値、公式54Jを採用)(裏取り確認日 2026-06-15)
ボディカラー(確認できた分)
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初代 エイプ50(キャブレター) | BA-AC16 | 2001-2007 | 2001年2月15日発売の初代。空冷4ストOHC単気筒AC16E型・キャブレター仕様、リターン式5段ミッション、前後120/80-12の極太タイヤ。型式はHonda公式プレスでBA-AC16と確認。2002年スペシャル限定、2005年デラックス追加。 |
| 2代目 エイプ50(PGM-FI) | JBH-AC16 | 2007-2017 | 2007年12月4日発表・12月7日発売。2006年国内二輪車排出ガス規制対応で燃料供給をキャブからPGM-FI電子制御燃料噴射へ変更し型式JBH-AC16に。2017年8月31日で生産終了。 |
| エイプ・50 Type D(派生・別型式) | JBH-AC18 | 2008-2017 | 2008年11月20日発売。前後ディスクブレーキとアルミキャストホイールを採用したスポーティ版。型式はJBH-AC18でAC16とは別型式である点に注意(参考情報として収録)。 |
誕生の背景・歴史(ホンダ エイプ50)
エイプ50は2001年2月、ホンダが原付一種として送り出したギアミッション付きファンバイクである。開発は若手エンジニアによる「N(ネイキッド)プロジェクト」が担い、コンセプトには『The Basic Fifty』を掲げた。装備を絞り込んでバイク本来の素材を味わわせるという発想のもと、原付でありながらリターン式5速ミッションを与え、ギアを操る楽しさを多くの人に届けることを狙った。
車名のエイプ(Ape)は英語で「類人猿、猿人、尾のないサル」を意味する。ホンダは類人猿を人間に最も近い動物ととらえ、誰にとっても身近な存在というイメージを重ねたという。心臓部は直立した空冷4ストロークOHC単気筒50cc。始動はキックのみ、点火はマグネット式CDIで、バッテリーを持たない簡潔な設計を採る。このエンジンはエンデューロモデルXR80Rをベースに多くの設計・部品を共有しており、前後120/80-12の極太タイヤと低く構えた車体が独特の存在感を生んだ。
発売時の価格はソリッドタイプ19万9000円、デラックス20万9000円。型式はBA-AC16で、翌2002年には99ccのエイプ100が加わった。シンプルな縦型エンジンと素朴な操作感は若者に支持され、ストリートカスタムのベース車として人気を集めていく。2007年12月には燃料供給を電子制御のPGM-FIへ改め、型式もJBH-AC16へと移行した。
2008年には前後ブレーキをシングルディスク化したタイプDが追加されるなど熟成を重ねたが、その後の排出ガス規制への対応が難しく、2017年8月31日をもって生産を終了した。縦型エンジンと5速ミッションが生む操る喜びは今も愛好家の支持を集め、カスタム文化を象徴する一台として中古市場でも根強い人気を保っている。
参考: Honda 企業情報サイト ニュースリリース(2001年2月14日)親しみやすいコンパクトな50ccギアミッション付バイク「エイプ」を発売 / ホンダ・エイプ - Wikipedia / バイクの系譜 APE100/50(HC07/AC16)-since 2001-
データで見るこの一台
- 当時定価 ¥199,000は、2000年代の当サイト収録平均(¥179,463)と比べて約11%高い水準でした。2000年代の一覧・価格ランキングで位置づけを確認できます。
- 49cc・4ストロークの一種。同じ4ストロークの車種は一覧から横断して探せます。
当サイト収録データ内での相対的な位置づけです(当時定価=一次出典に基づく事実、平均は収録型式の単純平均)。
ホンダ エイプ50の中古相場・売買
当時の新車価格と今を比べてみましょう。中古・買取相場は車両状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定せず、最新の出品・査定でご確認ください。
2025年10月の50cc生産終了で、旧車を手放して新基準原付へ乗り換える動きも増えています。手放す場合は無料査定で今の価値を確認できます。
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パーツ・修理(ホンダ エイプ50)
消耗品は適合を必ず現車・型式でご確認ください。絶版車は新品が出ないことも多く、中古・部品取り・他車種からの流用が現実的な選択肢になります。
新品パーツ・消耗品
中古パーツ・部品取り車をさがす
絶版車のパーツは中古市場が頼り。発売当時の純正品や部品取り車が見つかることがあります。
流用・互換の手がかり
同じエンジン系統や姉妹車のパーツが使えることがあります(要・現車/型式での適合確認)。下の「関連モデル」も手がかりにしてください。
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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え
ホンダには現状この型式の明確な後継となる新基準原付がありません。原付免許で乗れる現行モデルの例は、下の「新基準原付とは」をご覧ください。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16) / 用語の詳細は用語集「新基準原付」へ
よくある質問(ホンダ エイプ50)
ホンダ エイプ50の当時の新車価格(メーカー希望小売価格)はいくらでしたか?
発売当時のメーカー希望小売価格は199,000〜309,750円(税別)でした。グレード・年式ごとの内訳と一次出典はページ内の「当時定価」表に掲載しています。
ホンダ エイプ50の型式・排気量・免許区分は?
型式はBA-AC16/JBH-AC16、排気量は49cc(4ストローク)、区分は原付一種です。販売期間は2001〜2017。
ホンダ エイプ50は今いくら? 中古相場・買取価格の調べ方は?
中古・買取の相場は車両の状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定していません。ページ内の「いま、いくら?」「売る・手放すなら」から、最新の中古出品や無料一括査定で実際の価格を確認できます。
関連モデル(ホンダ)
出典
- Honda公式ニュースリリース 2001年2月14日『親しみやすいコンパクトな50ccギアミッション付バイク「エイプ」を発売』。型式BA-AC16/2月15日発売/ソリッドタイプ199,000円(消費税を含まず)。
- Honda公式ニュースリリース 2001年2月14日。型式BA-AC16/2月15日発売/ストライプタイプ(ブラック)209,000円(消費税を含まず)。
- Honda公式ニュースリリース 2002年1月21日『50ccギアミッション付バイク「エイプ」にスペシャルカラーを追加し限定発売』。型式BA-AC16/1月22日限定発売/219,000円(消費税を含まず)。
- Honda公式ニュースリリース 2005年9月29日『原付スポーツバイク「エイプ」のカラーリングを追加し「エイプ・デラックス」はカラーリングを変更し発売』。型式BA-AC16/10月29日発売/210,000円(消費税込/消費税抜き本体価格200,000円)。
- Honda公式ニュースリリース 2005年9月29日。型式BA-AC16/10月29日発売/エイプ・デラックス220,500円(消費税込/消費税抜き本体価格210,000円)。
- Honda公式ニュースリリース 2008年11月4日『原付スポーツモデル「エイプ・50」に新色を追加するとともに前・後輪にディスクブレーキを採用した「エイプ・50 Type D」を追加し発売』。エイプ・50(JBH-AC16)/11月20日発売/262,500円(消費税込/本体価格250,000円)。
- Honda公式ニュースリリース 2008年11月4日。エイプ・50 Type D(前後ディスク・アルミキャストホイール/型式JBH-AC18)/11月20日発売/309,750円(消費税込/本体価格295,000円)。※AC18は対象AC16とは別型式。
- Honda公式ニュースリリース 2008年1月21日『スポーツバイク「エイプ・50」「エイプ・100」のスペシャルモデルを限定発売』。エイプ・50スペシャル(JBH-AC16)/1月25日発売・限定1,000台/278,250円(消費税込/本体価格265,000円)。
- Honda公式ニュースリリース 2001年2月14日(新発売)。ソリッドタイプの設定色。
- Honda公式ニュースリリース 2001年2月14日(新発売)。ストライプタイプの設定色。
- Honda公式ニュースリリース 2002年1月21日。スペシャル限定のトリコロール配色。
- Honda公式ニュースリリース 2005年9月29日。カラーリング追加で新設定。
- Honda公式ニュースリリース 2005年9月29日。既存色(クラシカルホワイト・リバーサイドブルー)に併記。
- Honda公式ニュースリリース 2005年9月29日。デラックスのフレーム色。
- Honda公式ニュースリリース 2005年9月29日。デラックスのホイール色。
- Honda公式ニュースリリース 2005年9月29日。デラックスの外装色(前後フェンダー・燃料タンク・サイドカバー、2色設定の1つ)。
- Honda公式ニュースリリース 2005年9月29日。デラックスの外装色(2色設定の1つ)。
- Honda公式ニュースリリース 2008年11月4日。エイプ・50(JBH-AC16)新色(既存クラシカルホワイト・リバーサイドブルーに追加)。
- Honda公式ニュースリリース 2008年11月4日。Type Dのツートーン設定色。※Type Dは別型式JBH-AC18。
- Honda公式ニュースリリース 2008年1月21日。エイプ・50スペシャル(JBH-AC16)限定色。Dream CB750FOURをイメージした特別カラー。
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編集: 原付の足跡 編集部 / 当時定価・諸元・カラーは本文の「出典」に記載した一次資料に基づきます / 最終更新: 2026-06-15





