ホンダ モンキー

- 排気量
- 49cc・4ストローク
- 年式
- 1967〜2017
- 免許区分
- 一種
- タイプ
- レジャー
- 型式
- Z50J / AB27
ホンダ モンキーは、1967年の初代Z50Mに端を発し、1974年の型式Z50Jから2017年のJBH-AB27最終型まで約半世紀にわたり生産された原付一種の4ストロークレジャーバイク。8インチの極小ボディと折りたためる発想で「クルマに積んで出かける足」という独自の地位を築いた。6V→12V電装化、排ガス規制対応によるAB27への移行を経て、50周年スペシャルを最後に空冷50ccモンキーは生産を終えた。
当時定価
| 年式 | グレード | 当時定価 | 税区分 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1974 | Z50J(6V) | ¥79,000 | 税別 | (出典: バイクの系譜「モンキー(Z50Jz-I)-since 1974-」当時価格79,000円(税別)) |
| 1993 | Z50J(12V) | ¥179,000 | 税別 | (出典: バイクの系譜「モンキー(A-Z50J後期/BA-AB27)-since 1992-」179,000円(税別)※93年モデル) |
| 2017 | モンキー・50周年アニバーサリー(JBH-AB27) | ¥326,000 | 税別 | (出典: Honda公式プレス「原付レジャーモデル『モンキー・50周年アニバーサリー』を発売」本体価格326,000円(消費税抜き/消費税8%込み352,080円)、2017年2月28日発売) |
| 2017 | モンキー・50周年スペシャル(JBH-AB27、500台限定) | ¥400,000 | 税別 | (出典: Honda公式プレス「原付レジャーモデル『モンキー・50周年スペシャル』を限定発売」本体価格400,000円(消費税抜き/消費税8%込み432,000円)、500台限定、2017年7月21日商談受付開始) |
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | ホンダ |
|---|---|
| 型式 | Z50J / AB27 |
| 年式 | 1967〜2017 |
| 排気量 | 49cc |
| エンジン | 4ストローク |
| 免許区分 | 一種 |
| 最高出力 | 3.4ps / 8500rpm |
| 装備重量 | 68kg |
| 全長×全幅×全高 | 1365×600×850mm |
| シート高 | 660mm |
| 燃料タンク | 4.3L |
| 始動方式 | キック |
| タイヤ前/後 | 3.50-8 35J / 3.50-8 35J |
諸元の出典: Honda公式プレス「原付レジャーモデル『モンキー・50周年アニバーサリー』を発売」本体価格326,000円(消費税抜き/消費税8%込み352,080円)、2017年2月28日発売 / Honda公式プレス「モンキー・50周年スペシャル」主要諸元(型式JBH-AB27、最高出力2.5[3.4]kW[PS]/8,500rpm、車両重量68kg、全長×全幅×全高1,365×600×850mm、シート高660mm、燃料タンク容量4.3L、タイヤ前後3.50-8 35J、始動方式キック式) / BikeBros カタログ(ホンダ モンキー)諸元数値の裏取り参照:最高出力3.4PS/8500rpm、車両重量68kg、1365×600×850mm、シート高660mm、タンク4.3L、前後3.50-8、キックスターター式(数値のみ参照、公式プレスと一致)(裏取り確認日 2026-06-15)
ボディカラー(確認できた分)
| 年式 | グレード | 正式カラー名 | 色番号 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 2017 | モンキー・50周年アニバーサリー | パールサンビームホワイト | (出典: Honda公式プレス(2017.02.28)50周年アニバーサリーの車体色としてパールサンビームホワイトを明記) | |
| 2017 | モンキー・くまモン バージョン(継続販売色) | グラファイトブラック | (出典: Honda公式プレス(2017.02.28)グラファイトブラック(くまモンバージョン)を継続販売と明記) | |
| 2016 | モンキー(廃止モデル色) | プラズマイエロー | (出典: Honda公式プレス(2017.02.28)「従来のプラズマイエローとハーベストベージュの2モデルは廃止」として正式色名を明記) | |
| 2016 | モンキー(廃止モデル色) | ハーベストベージュ | (出典: Honda公式プレス(2017.02.28)「従来のプラズマイエローとハーベストベージュの2モデルは廃止」として正式色名を明記) |
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初代 Z50M(折りたたみ式) | Z50M | 1967-1969 | 日本初の市販モンキー。スーパーカブ系4スト50ccを搭載。本DBの幹はZ50Jだが、系譜上の前身として記載。1967.03発表。 |
| Z50J 6V世代 | Z50J | 1974-1991 | 1974年に型式Z50Jへ。6V電装。最も長く続いたシリーズの前半。 |
| Z50J 12V世代 | Z50J | 1992-1998 | 1992年に12V電装化。CDIマグネット点火。 |
| AB27(排ガス規制対応・最終世代) | AB27 | 1999-2017 | 1999年にブローバイガス還元装置追加で型式がAB27へ。後にPGM-FI化。JBH-AB27は最終型。2017年に50ccモンキーとして生産終了。 |
誕生の背景・歴史(ホンダ モンキー)
モンキーの原型は、本田技研工業が経営していた遊園地「多摩テック」の遊具として生まれたとされる。1961年の第8回日本自動車ショウでレジャーバイク「Z100」として公表され、1963年にはモデルチェンジで公道走行に対応したCZ100へ発展した。翌1964年から海外輸出が始まり、欧州で好評を得たことが、一般公道を想定した国内向けモデル開発の引き金になったという。
1967年3月、国内向け最初のモデルとしてZ50Mが発売され、このとき車名が「モンキー」と決まった。由来には、乗車姿勢がサルに似ているからとする説や、多摩テック近隣の野猿街道でテスト走行を行ったからとする説が伝えられている。スーパーカブ系の4ストロークOHC単気筒50ccを積み、シートとハンドルを折りたためる発想で、クルマに積んで運べる極小ボディという独自のコンセプトを築いた。
1974年2月に登場したZ50Jは、モンキー初のリアサスペンションを備え、タンク容量を従来の2.5Lから4Lへ拡大した。郊外でのダート走行も視野にブロックパターンのタイヤを採用し、四輪に積まずとも単独で遊べるレジャーモデルへと性格を改めた。前後3.50-8の8インチタイヤが、小さなボディを支える象徴となっている。
1992年には電装を6Vから12Vへ改め、CDIマグネット点火を採用して機構面の完成度を高めた。1999年モデルからは排ガス規制への対応でBA-AB27型へ型式が変更されている。そして2017年6月、排出ガス規制対応の難しさなどから生産終了が示され、最終モデルは500台限定・43.2万円の「モンキー・50周年スペシャル」となった。半世紀の歴史に幕を下ろした後も、高い人気とコレクター性を保っている。
参考: ホンダ公式 Monkey Stories(1967年・初代Z50M) / ホンダ公式 Monkey Stories(1974年・3代目Z50J) / Wikipedia ホンダ・モンキー / Motor-Fan モンキー50周年スペシャル / バイクの系譜 モンキー(12Vモンキー)
データで見るこの一台
- 当時定価 ¥79,000は、1960年代の当サイト収録平均(¥78,615)と比べてほぼ同じ水準でした。1960年代の一覧・価格ランキングで位置づけを確認できます。
- 49cc・4ストロークの一種。同じ4ストロークの車種は一覧から横断して探せます。
当サイト収録データ内での相対的な位置づけです(当時定価=一次出典に基づく事実、平均は収録型式の単純平均)。
ホンダ モンキーの中古相場・売買
当時の新車価格と今を比べてみましょう。中古・買取相場は車両状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定せず、最新の出品・査定でご確認ください。
2025年10月の50cc生産終了で、旧車を手放して新基準原付へ乗り換える動きも増えています。手放す場合は無料査定で今の価値を確認できます。
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パーツ・修理(ホンダ モンキー)
消耗品は適合を必ず現車・型式でご確認ください。絶版車は新品が出ないことも多く、中古・部品取り・他車種からの流用が現実的な選択肢になります。
新品パーツ・消耗品
中古パーツ・部品取り車をさがす
絶版車のパーツは中古市場が頼り。発売当時の純正品や部品取り車が見つかることがあります。
流用・互換の手がかり
同じエンジン系統や姉妹車のパーツが使えることがあります(要・現車/型式での適合確認)。下の「関連モデル」も手がかりにしてください。
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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え
ホンダには現状この型式の明確な後継となる新基準原付がありません。原付免許で乗れる現行モデルの例は、下の「新基準原付とは」をご覧ください。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16) / 用語の詳細は用語集「新基準原付」へ
よくある質問(ホンダ モンキー)
ホンダ モンキーの当時の新車価格(メーカー希望小売価格)はいくらでしたか?
発売当時のメーカー希望小売価格は79,000〜400,000円(税別)でした。グレード・年式ごとの内訳と一次出典はページ内の「当時定価」表に掲載しています。
ホンダ モンキーの型式・排気量・免許区分は?
型式はZ50J/AB27、排気量は49cc(4ストローク)、区分は原付一種です。販売期間は1967〜2017。
ホンダ モンキーは今いくら? 中古相場・買取価格の調べ方は?
中古・買取の相場は車両の状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定していません。ページ内の「いま、いくら?」「売る・手放すなら」から、最新の中古出品や無料一括査定で実際の価格を確認できます。
関連モデル(ホンダ)
出典
- バイクの系譜「モンキー(Z50Jz-I)-since 1974-」当時価格79,000円(税別)
- バイクの系譜「モンキー(A-Z50J後期/BA-AB27)-since 1992-」179,000円(税別)※93年モデル
- Honda公式プレス「原付レジャーモデル『モンキー・50周年アニバーサリー』を発売」本体価格326,000円(消費税抜き/消費税8%込み352,080円)、2017年2月28日発売
- Honda公式プレス「原付レジャーモデル『モンキー・50周年スペシャル』を限定発売」本体価格400,000円(消費税抜き/消費税8%込み432,000円)、500台限定、2017年7月21日商談受付開始
- Honda公式プレス(2017.02.28)50周年アニバーサリーの車体色としてパールサンビームホワイトを明記
- Honda公式プレス(2017.02.28)グラファイトブラック(くまモンバージョン)を継続販売と明記
- Honda公式プレス(2017.02.28)「従来のプラズマイエローとハーベストベージュの2モデルは廃止」として正式色名を明記
本ページの当時定価はメーカー公式の一次出典に基づく事実データです。ブログ・動画・記事等で自由に引用いただけます。その際は出典(メーカー公式資料)の併記と、当ページ(gentsuki-ashiato.com)へのリンクをお願いします。誤りのご指摘はお問い合わせまで。
編集: 原付の足跡 編集部 / 当時定価・諸元・カラーは本文の「出典」に記載した一次資料に基づきます / 最終更新: 2026-06-15





