スズキ ハスラー50

一種2ストローク49cc 型式 TS50 / TS502 / TS503 / SA11A / A-SA11A ・ 1971〜1998

スズキ ハスラー50は、1971年に登場した原付一種の本格オフロード(スクランブラー)。パイプバックボーンフレームとセリアーニタイプのフロントフォーク、常時噛合式5段ミッションを備え、49cc空冷2サイクル単気筒エンジンで6PSを発揮した。初代TS50からTS502・TS503と進化し、1983年のSA11Aで水冷化(7.2PS・6段化)、その後A-SA11Aとして公式諸元表掲載の1998年まで生産された長寿の50ccトレールモデルである。

当時定価

年式グレード当時定価税区分出典
1971TS50 (1971年/S46)¥75,000税込(出典: スズキ デジタルライブラリー「ハスラー50 諸元表」(1971 S46 TS50 価格欄: 75,000)
1978TS502 (1978年/S53)¥119,000税込(出典: スズキ デジタルライブラリー「ハスラー50 諸元表」(1978 S53 TS502 価格欄: 119,000)
1983SA11A (1983年/S58・水冷化)¥175,000税込(出典: スズキ デジタルライブラリー「ハスラー50 諸元表」(1983 S58 SA11A 価格欄: 175,000)。解説ページdual_106.htmlの1983年版価格175,000円とも一致
1996A-SA11A (1996年/H8・最終期価格)¥217,000税込(出典: スズキ デジタルライブラリー「ハスラー50 諸元表」(1996 H8 A-SA11A 価格欄: 217,000。諸元表掲載最終年の1998年/H10まで217,000円で継続)

※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。

基本スペック

メーカースズキ
型式TS50 / TS502 / TS503 / SA11A / A-SA11A
年式1971〜1998
排気量49cc
エンジン2ストローク
免許区分一種
最高出力6ps / 8500rpm
乾燥69.5kg
全長×全幅×全高1800×830×990mm
燃料タンク5L
始動方式キック
タイヤ前/後2.25-17-4PR / 2.50-17-4PR

諸元の出典: スズキ デジタルライブラリー「ハスラー50 諸元表」(1971 S46 TS50 価格欄: 75,000) / スズキ デジタルライブラリー「ハスラー50 諸元表」1971年(S46)TS50 諸元欄: 全長1,800/全幅830/全高990/軸距1,185/車重69.5(乾燥)/排気量49cc/燃料タンク5.0L/最高出力6ps/8500rpm/タイヤ前2.25-17-4PR・後2.50-17-4PR/始動キック / スズキ デジタルライブラリー ハスラー50 解説ページ(1971年版): 「パイプバックボーンフレームに、セリアーニタイプのフロントフォーク、5段ミッションを採用した本格的なスクランブラー。最高出力6PSを発揮する50cc 2サイクル単気筒エンジン」(裏取り確認日 2026-06-18)

型式・世代の変遷

世代型式年式備考
初代 TS50(空冷ロータリーバルブ)TS501971-1977パイプバックボーンフレーム+セリアーニタイプフロントフォーク、常時噛合式5段ミッション。空冷2サイクル単気筒ロータリーバルブ、6PS/8500rpm。発売時定価75,000円
TS502(空冷ピストン+リードバルブ)TS5021978-1979動弁をピストンバルブ+リードバルブ併用に変更。1978年定価119,000円
TS503(空冷・出力向上)TS5031980-1982圧縮比8.1、6.7PS/8500rpmへ向上。全長1,905mmへ大型化
SA11A(水冷化)SA11A1983水冷2サイクル単気筒(エンジンA109)へ刷新、7.2PS/8000rpm。常時噛合式6段ミッション。1983年定価175,000円
A-SA11A(水冷・最終型)A-SA11A1984-1998排出ガス規制対応の型式表記。公式諸元表では1998年(H10)まで掲載(最終期定価217,000円)。二次資料では1999年モデルまで販売との情報もあるが公式諸元表では未確認

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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え

スズキには現状この型式の明確な後継となる新基準原付がありません。原付免許で乗れる現行モデルの例は、下の「新基準原付とは」をご覧ください。

新基準原付とは(制度の基礎)

新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。

注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。

制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。

原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):

出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16)

出典

最終更新: 2026-06-18