スズキ セルペット80K10/K90
セルペット80K10は、スズキが1962年(昭和37年)に発売した原付二種クラスの2ストローク・ビジネスバイク。経済性・扱いやすさというモペッドの長所を生かしつつ、125ccクラスに匹敵する性能を狙って開発され、79cc空冷単気筒で6.5PSを発生した。1967年に86ccのK90へ発展し、その後88ccのK90-3へと進化しながら基本骨格を保ったまま2000年まで生産が続いた、スズキを代表する長寿実用車である。
当時定価
| 年式 | グレード | 当時定価 | 税区分 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1962 | セルペット80K10 | ¥72,000 | 税別 | (出典: スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1962年(S37) 価格欄 72,000) |
| 1967 | K90 | ¥72,000 | 税別 | (出典: スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1967年(S42) K90 価格欄 72,000) |
| 1969 | K90-2 (1969 セル付83,000) | ¥76,000 | 税別 | (出典: スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1969年(S44) 価格欄 76,000(83,000)) |
| 1982 | K90-3 | ¥139,000 | 税別 | (出典: スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1982年(S57) 価格欄 139,000) |
| 2000 | K90-3 (最終) | ¥169,000 | 税別 | (出典: スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 2000年(H12) 価格欄 169,000) |
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | スズキ |
|---|---|
| 型式 | K10 / K90 / K90-2 / K90-3 |
| 年式 | 1962〜2000 |
| 排気量 | 79cc |
| エンジン | 2ストローク |
| 免許区分 | 二種 |
| 最高出力 | 6.5ps / 6000rpm |
| 諸元表「車重」値(1962年式K10。乾燥/装備の別の記載なし) | 75kg |
| 全長×全幅×全高 | 1785×613×935mm |
| 燃料タンク | 7L |
| 始動方式 | キック |
| タイヤ前/後 | 2.50-17-4PR / 2.50-17-4PR |
諸元の出典: スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1962年(S37) 価格欄 72,000 / スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1962年(S37)欄: 全長1,785/全幅613/全高935/車重75/排気量79cc/ボア×ストローク45×50/最高出力6.5ps/6000rpm/燃料タンク容量7.0/始動方式キック/タイヤ前後2.50-17-4PR / スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10・K90』製品ページ(発売年1962・79cc・72,000円・開発意図の説明)(裏取り確認日 2026-06-18)
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| セルペット80K10 | K10 | 1962-1966 | 初代。79cc・2st空冷単気筒・6.5ps/6000rpm。1965年式以降にセル付(80K10D)を設定。125ccクラスに匹敵する性能を狙った原付二種ビジネスバイク。 |
| K90 (初代) | K90 / K90-2 | 1967-1969 | 排気量を86ccに拡大、8.4ps/7500rpm。1969年式(K90-2)はロータリーバルブ採用・セル付を設定。 |
| K90-3 | K90-3 | 1970-2000 | 88ccのリードバルブ仕様に移行(7.5ps/6500rpm)。1982年式以降CDI点火。基本骨格を保ったまま2000年(H12)まで継続生産された長寿モデル。 |
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原付二種としての位置づけ
本モデルは原付二種(排気量51〜125cc)です。2025年の50cc生産終了にともなう「新基準原付」への移行は原付一種(〜50cc)が対象で、原付二種は引き続き小型限定普通二輪免許などで運転できます。乗り換えの近い候補は、各社の現行原付二種モデルです。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16)
出典
- スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1962年(S37) 価格欄 72,000
- スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1967年(S42) K90 価格欄 72,000
- スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1969年(S44) 価格欄 76,000(83,000)
- スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 1982年(S57) 価格欄 139,000
- スズキ デジタルライブラリー『セルペット80K10~K90 諸元表』 2000年(H12) 価格欄 169,000
最終更新: 2026-06-18