スズキ K125(S10)
スズキ K125(S10)は、1964年に「125 S10」として登場した原付二種クラスの実用車。GPレーサー譲りのロータリーバルブ式の空冷2サイクル単気筒123ccエンジンと、単気筒ながら2気筒並みの性能を狙った2マフラー方式を採用したのが特徴です。1967年にはスズキ独自のCCI(分離潤滑)を追加して混合給油を不要とし車名をK125へ改め、型式S10のまま1991年まで長く生産されたロングセラー実用車となりました。
当時定価
| 年式 | グレード | 当時定価 | 税区分 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1964 | 125 S10 | ¥130,000 | 税別 | (出典: スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1964年 価格 130,000円) / 125 S10 解説ページ「価格130,000円」) |
| 1967 | K125 | ¥135,000 | 税別 | (出典: スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1967年 価格 135,000円)) |
| 1970 | K125 | ¥138,000 | 税別 | (出典: スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1970年 価格 138,000円)) |
| 1984 | K125 | ¥209,000 | 税別 | (出典: スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1984年 価格 209,000円)) |
| 1991 | K125 | ¥222,000 | 税別 | (出典: スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1991年 価格 222,000円) / 1990年 K125 解説ページ「価格222,000円」) |
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | スズキ |
|---|---|
| 型式 | S10 |
| 年式 | 1964〜1991 |
| 排気量 | 123cc |
| エンジン | 2ストローク |
| 免許区分 | 二種 |
| 最高出力 | 10.5ps / 7000rpm |
| 乾燥 | 113kg |
| 全長×全幅×全高 | 1905×800×1040mm |
| シート高 | 750mm |
| 燃料タンク | 13L |
| 始動方式 | セル・キック |
| タイヤ前/後 | 3.00-16-4PR / 3.00-16-4PR |
諸元の出典: スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1964年 価格 130,000円) / 125 S10 解説ページ「価格130,000円」 / スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(全長1,905/全幅800/全高1,040/シート高750/乾燥重量113kg/燃料タンク容量13.0L(1990-91年)/最高出力10.5ps・7000rpm(代表値)/始動方式 セルフ・キック併用/タイヤ前後3.00-16-4PR) / スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY 125 S10 / K125 解説ページ(空冷2サイクル単気筒123cc、ロータリーバルブ、2マフラー、最高出力9.6ps/6500rpm(1964)→12ps/7000rpm(1990)、最高速110km/h)(裏取り確認日 2026-06-18)
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 125 S10(初代) | S10 | 1964-1966 | 実用車として同社初のロータリーバルブエンジンを採用。単気筒2マフラー方式。9.6ps/6500rpm、混合給油。 |
| K125(CCI採用以降) | S10 | 1967-1991 | 1967年にCCI(分離潤滑)を追加採用し混合給油不要に。出力10.5ps→1987年に12psへ向上。型式はS10を継続。 |
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原付二種としての位置づけ
本モデルは原付二種(排気量51〜125cc)です。2025年の50cc生産終了にともなう「新基準原付」への移行は原付一種(〜50cc)が対象で、原付二種は引き続き小型限定普通二輪免許などで運転できます。乗り換えの近い候補は、各社の現行原付二種モデルです。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16)
出典
- スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1964年 価格 130,000円) / 125 S10 解説ページ「価格130,000円」
- スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1967年 価格 135,000円)
- スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1970年 価格 138,000円)
- スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1984年 価格 209,000円)
- スズキ SUZUKI DIGITAL LIBRARY『S10~K125 諸元表』(1991年 価格 222,000円) / 1990年 K125 解説ページ「価格222,000円」
最終更新: 2026-06-18