スズキ アドレスV100

二種2ストローク99cc 型式 CE11A / BD-CE13A ・ 1991〜2004
スズキ アドレスV100の実車写真
写真: Aprilia rs125r / CC BY-SA 4.0出典・Wikimedia Commons等)
当時定価¥199,000〜¥208,950
排気量
99cc・2ストローク
年式
1991〜2004
免許区分
二種
タイプ
スクーター
型式
CE11A / BD-CE13A

スズキ アドレスV100は、50ccスクーター並みのコンパクトな車体に空冷2スト99ccエンジンを積み、9.0psの余裕ある動力と低価格で1991年から十数年売れ続けたミドルクラスの定番原付二種。型式は初代CE11A(E111)から2001年の排ガス規制対応でBD-CE13A(E134)へ移行したが、9.0ps/6000rpmの基本スペックと199,000円という価格は通産据え置かれた。通勤の足として圧倒的に支持され、後継のアドレスV125へバトンを渡すまでスズキの原二スクーターを牽引した一台。

当時定価

年式グレード当時定価税区分出典
1991標準(CE11A)¥199,000税別(出典: スズキ公式デジタルライブラリ『1991 アドレスV100』(メーカーアーカイブ)。発売1991年10月、当時価格199,000円。同ライブラリの諸元表PDFでも1991-2003年の価格欄は一貫して199,000を記載。
1991標準(CE11A)¥199,000税別(出典: バイクの系譜『AddressV100/S(CE11A/13A)-since 1991-』。発売当時価格199,000円(税別)、10年間ベストセラーとして価格を据え置きと記載(税区分の裏取り)。
2004標準(BD-CE13A)¥208,950税込(出典: スズキ公式デジタルライブラリ『アドレスV100〜アドレス125 諸元表』PDF。2004年(H16)の価格欄は208,950(=本体199,000円×消費税5%の税込表示)。1991-2003年は199,000表示で本体価格は不変、2004年のみ税込表記。

※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。

基本スペック

メーカースズキ
型式CE11A / BD-CE13A
年式1991〜2004
排気量99cc
エンジン2ストローク
免許区分二種
最高出力9ps / 6000rpm
乾燥重量(1991年式CE11A初期。年式で79〜85kgに推移=1992-94:79 / 1995-99:80-81 / 2001-02:84 / 2003-04:85、いずれも乾燥重量)83kg
全長×全幅×全高1745×610×1015mm
シート高718mm
燃料タンク4.8L
始動方式セル・キック
変速機Vベルト無段変速
タイヤ前/後3.50-10 51J / 3.50-10 51J

諸元の出典: スズキ公式デジタルライブラリ『1991 アドレスV100』(メーカーアーカイブ)。発売1991年10月、当時価格199,000円。同ライブラリの諸元表PDFでも1991-2003年の価格欄は一貫して199,000を記載。 / スズキ公式デジタルライブラリ『アドレスV100〜アドレス125 諸元表』PDF(メーカー一次)。CE11A(1991): 全長1,745×全幅610×全高1,015mm・軸距1,240・シート高718mm・車重83kg(乾燥)・最高出力9.0ps/6000rpm・最大トルク1.1kgm/5500rpm・排気量99cc・燃料タンク4.8L(1995年式以降6.0L)・タイヤ前後3.50-10-51J・始動方式セルフ/キック併用・エンジン型式E111(2001年〜E134)。全幅は1991-94が610、1995以降635mm。 / ガッチャの原付カタログ アドレスV100【CE11A】(裏取り)。型式CE11A・発売1991/1・最高出力9PS/6000rpm・全長×全幅×全高1745×610×1015mm・燃料タンク4.8L・前後タイヤ3.50-10 51J・始動方式セルフ・キック併用式。寸法/出力/タンク/タイヤ/始動方式が公式PDFと一致(車重は車両重量表記で別種別)。 / ウェビック スズキ アドレスV100 1995年式CE11A 諸元(裏取り・数値のみ)。最高出力9.0ps(6.6kw)/6000rpm・乾燥重量80.0kg。2001年式CE13Aページ(/bike/531/service/1450/)でも9.0ps/6000rpm・乾燥84.0kgを確認し、年式別の乾燥重量推移が公式PDFと整合。 / みんカラ/carview アドレスV100(CE11A V100 1992年07月~)スペック(裏取り・数値のみ)。型式CE11A・最高出力9ps/6000rpm・全長×全幅×全高1745×635×1015mm・軸距1240・前後タイヤ3.50-10 51J。前後タイヤ3.50-10 51Jを公式PDF・BikeBrosとクロス確認(gat-cha CE13Aページの100/90-10表記は外れ値として不採用)。 / バイクブロス スズキ アドレスV100カタログ(BikeBros・数値裏取り参照のみ、本文/写真不使用)。最高出力9PS/6000rpm・全長×全幅×全高1745×635×1015mm・燃料タンク6L・前後タイヤ3.50-10・始動方式セルフ・キック併用式。タイヤ3.50-10前後を公式・minkaraと一致確認。(裏取り確認日 2026-06-15)

型式・世代の変遷

世代型式年式備考
初代 CE11A(E111エンジン)CE11A1991-20001991年10月発売。空冷2スト99cc・エンジン型式E111、9.0ps/6000rpm。1995年(H7)に全幅610→635mm・燃料タンク4.8→6.0Lへ変更。乾燥重量は年式で83→79→80→81kgと推移。
後期 BD-CE13A(E134エンジン)BD-CE13A2001-20042001年(H13)排ガス規制対応でエンジン型式E134化(圧縮比6.7→6.5、二次減速比変更)。出力9.0ps/6000rpmは維持。乾燥重量84→85kg。2005年にアドレスV125へ移行。

誕生の背景・歴史(スズキ アドレスV100)

アドレスV100は1991年、原付二種クラスのスクーターとしてスズキから登場した。1990年に出た50ccのアドレスV50/Vチューンの軽量コンパクトな車体を土台とし、その2ストロークエンジンを99ccまでボアアップして仕立てられている。50ccに近いサイズ感のまま二種登録に見合う余裕ある動力を得られる点が、通勤・通学層に向けた開発の狙いだった。

心臓部は空冷2ストローク単気筒で、最高出力は9.0ps/6,000rpmを発生する。小柄なボディに二種エンジンを積む構成が機敏な走りを生み、都市近郊の通勤用スクーターとして高い人気を集めた。発売価格は19万9,900円に設定され、当初のこの価格のまま10年以上も販売を続けた点は、日本のスクーターとしては例を見ないものだったとされる。

初代の型式はCE11Aで、2001年9月に排出ガス規制へ対応したCE13A(型式表記BD-CE13A)へと移行した。フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジを重ねる形で熟成され、出力9.0psや基本骨格は維持されたまま、キーシャッターの追加など利便装備の改良が図られ、商品力を保ち続けた。

アドレスV100は生産終了までの約14年間で国内累計約21万台を販売し、原付二種スクーターというジャンルを定着させた立役者とされる。2ストロークへの環境規制が強まるなか、生産は2005年に終了し、4ストロークの後継アドレスV125へとバトンを渡した。現在も中古市場で根強い人気を保ち、軽快な2スト二種の代表格として愛好家に支持されている。

参考: バイクの系譜 AddressV100/S(CE11A/13A)-since 1991- / Wikipedia スズキ・アドレス / ガッチャの原付カタログ アドレスV100 CE13A / Moto-Fan-R アドレスV100(CE11A/CE13A) / バイクのニュース スズキ「アドレス」の歴史

データで見るこの一台

当サイト収録データ内での相対的な位置づけです(当時定価=一次出典に基づく事実、平均は収録型式の単純平均)。

スズキ アドレスV100の中古相場・売買

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原付二種としての位置づけ

本モデルは原付二種(排気量51〜125cc)です。2025年の50cc生産終了にともなう「新基準原付」への移行は原付一種(〜50cc)が対象で、原付二種は引き続き小型限定普通二輪免許などで運転できます。乗り換えの近い候補は、各社の現行原付二種モデルです。

新基準原付とは(制度の基礎)

新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。

注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。

制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。

原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):

  • ホンダ Dio110 Lite:¥239,800(税込)/最高出力3.7kW 公式
  • ホンダ スーパーカブ110 Lite:¥341,000(税込)/最高出力3.5kW 公式

出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16) / 用語の詳細は用語集「新基準原付」

よくある質問(スズキ アドレスV100)

スズキ アドレスV100の当時の新車価格(メーカー希望小売価格)はいくらでしたか?

発売当時のメーカー希望小売価格は199,000〜208,950円(税別)でした。グレード・年式ごとの内訳と一次出典はページ内の「当時定価」表に掲載しています。

スズキ アドレスV100の型式・排気量・免許区分は?

型式はCE11A/BD-CE13A、排気量は99cc(2ストローク)、区分は原付二種です。販売期間は1991〜2004。

スズキ アドレスV100は今いくら? 中古相場・買取価格の調べ方は?

中古・買取の相場は車両の状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定していません。ページ内の「いま、いくら?」「売る・手放すなら」から、最新の中古出品や無料一括査定で実際の価格を確認できます。

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出典

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スズキ アドレスV100の掲載内容に誤りや追加できる情報があれば、お知らせください。一次出典を確認のうえ反映します。

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このデータの引用について

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編集: 原付の足跡 編集部 / 当時定価・諸元・カラーは本文の「出典」に記載した一次資料に基づきます / 最終更新: 2026-06-15