ホンダ スーパーDio/SR/ZX

- 排気量
- 49cc・2ストローク
- 年式
- 1990〜1997
- 免許区分
- 一種
- タイプ
- スクーター
- 型式
- AF27 / AF28
2代目Dioとして1990年12月に登場したホンダの2ストメットインスクーターで、空冷49ccエンジンを積む原付一種。前輪ドラムの標準(AF27)に加え、油圧ディスクとイエローレンズで武装したスポーティなSR、さらにリアスポイラーと7.0PSエンジンで頂点に立つZX(ともにAF28)という三段構えが、当時の若者の心を掴んだ。1994年にライブDio世代へバトンを渡すまで、80〜90年代スクーター黄金期を象徴する一台。
当時定価
| 年式 | グレード | 当時定価 | 税区分 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1990 | 標準(Dio) | ¥134,000 | 税別 | (出典: Honda公式ニュースリリース 1990年12月12日『若者向けのメットインスクーター「ホンダ ディオ」のデザインを一新するとともに使い勝手を一段と向上させ発売』型式A-AF27/12月13日発売/134,000円(消費税を含まず・北海道沖縄5,000円高)) |
| 1991 | SR | ¥145,000 | 税別 | (出典: Honda公式ニュースリリース 1991年1月18日『前輪にディスクブレーキを採用したスポーティなメットインスクーター「ホンダディオSR」を発売』型式A-AF28/1月19日発売/145,000円(消費税を含まず・北海道沖縄5,000円高)) |
| 1992 | ZX | ¥159,000 | 税別 | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年2月12日『ハイマウント・ストップランプ内蔵リア・スポイラーを装備した若者向けメットインスクーター「ホンダディオZX」を発売』2月20日発売/159,000円(北海道沖縄164,000円)。型式は系統的にA-AF28。) |
| 1992 | 標準(Dio・1992カラーチェンジ) | ¥137,000 | 税別 | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月『メットインスクーター「ホンダ Dio」と「ホンダ Dio SR」のカラーリングを変更し発売』型式A-AF27/12月10日発売/137,000円(消費税を含まず)) |
| 1992 | SR(1992カラーチェンジ) | ¥148,000 | 税別 | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月『メットインスクーター「ホンダ Dio」と「ホンダ Dio SR」のカラーリングを変更し発売』型式A-AF28/12月10日発売/148,000円(消費税を含まず)) |
| 1992 | スペシャルエディション(限定) | ¥137,000 | 税別 | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年6月『メットインスクーター「ホンダ Dio」スペシャルエディション限定発売のお知らせ』6月19日発売/137,000円(消費税を含まず・北海道沖縄5,000円高)/シルバーパープルメタリック) |
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | ホンダ |
|---|---|
| 型式 | AF27 / AF28 |
| 年式 | 1990〜1997 |
| 排気量 | 49cc |
| エンジン | 2ストローク |
| 免許区分 | 一種 |
| 最高出力 | 6.8ps / 7000rpm |
| 車両重量(装備重量) | 68kg |
| 全長×全幅×全高 | 1640×615×995mm |
| シート高 | 700mm |
| 燃料タンク | 5L |
| 始動方式 | キック・セル |
| 変速機 | Vベルト無段変速 |
| タイヤ前/後 | 3.00-10 / 3.00-10 |
諸元の出典: Honda公式ニュースリリース 1990年12月12日『若者向けのメットインスクーター「ホンダ ディオ」のデザインを一新するとともに使い勝手を一段と向上させ発売』型式A-AF27/12月13日発売/134,000円(消費税を含まず・北海道沖縄5,000円高) / BikeBros 車種カタログ ホンダ スーパーディオ(数値のみ裏取り参照: 最高出力6.8ps/7000rpm、車両重量68kg、全長1640/全幅615/全高995mm、シート高700mm、タンク5L、タイヤ前後3.00-10、始動方式セルフ・キック併用式) / バイクの系譜 DIO/SR/ZX(AF27/AF28)-since 1990-(AF27: 6.8ps/7000rpm、車体重量68kg装、全長1640/全幅615/全高995mm、シート高700mm、タンク5.0L、タイヤ3.00-10-42J) / ガッチャの原付カタログ スーパーディオ AF27(6.8PS/7000rpm、車両重量68kg、全長1640/全幅615/全高995mm、シート高700mm、タンク5L、タイヤ3.00-10 42J、始動方式セルフ・キック併用式) / みんカラ/carview Dio(A-AF27 Super Dio 1990年12月~) スペック(全長1640/全幅615/全高995mm、車両重量68kg、タンク5L、タイヤ前後3.00-10-42J)(裏取り確認日 2026-06-15)
ボディカラー(確認できた分)
| 年式 | グレード | 正式カラー名 | 色番号 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1992 | 標準(Dio) | ムーンライズマルーンメタリック | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio(A-AF27)設定色。内装色メルトグレー。) | |
| 1992 | 標準(Dio) | ピュアブラック | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio(A-AF27)設定色。内装色メルトグレー。) | |
| 1992 | 標準(Dio) | パールミルキーホワイト | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio(A-AF27)設定色。内装色アビーグレー。) | |
| 1992 | 標準(Dio) | ピュアベリーバイオレット | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio(A-AF27)設定色。内装色アビーグレー。) | |
| 1992 | 標準(Dio) | ユニオンシティーブルーメタリック | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio(A-AF27)設定色。内装色ランベスグレー。) | |
| 1992 | SR | シーダーブルーメタリック | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio SR(A-AF28)設定色。内装色オストリッチブラック。) | |
| 1992 | SR | ストラートグレーメタリック | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio SR(A-AF28)設定色。内装色オストリッチブラック。) | |
| 1992 | スペシャルエディション | シルバーパープルメタリック | (出典: Honda公式ニュースリリース 1992年6月 Dioスペシャルエディション限定色。内装色スペースグレー。) |
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| スーパーDio(標準) | A-AF27 | 1990-1995 | 1990年12月13日発売の2代目Dio。前輪ドラムブレーキの標準グレード。1992年12月・1995年10月にカラーチェンジ。型式はHonda公式プレスでA-AF27と確認。 |
| スーパーDio SR | A-AF28 | 1991-1995 | 1991年1月19日発売。前輪を油圧ディスクブレーキ化したスポーティ版。型式はHonda公式プレスでA-AF28と確認(標準Dioとは別型式)。 |
| スーパーDio ZX | A-AF28 | 1992-1994 | 1992年2月20日発売。ハイマウントストップランプ内蔵リアスポイラー装備、7.0PSに出力向上した最上級スポーツ版。型式はA-AF28(SRと共通型式)。1994年にライブDio ZX/AF35へ移行。 |
誕生の背景・歴史(ホンダ スーパーDio/SR/ZX)
1980年代後半、メットイン(ヘルメット収納)スクーターは若者の足として急速に広まり、ホンダとヤマハが激しく競っていた。1988年の初代ディオを継ぎ、ホンダは1990年12月13日、デザインを一新した新型ディオを134,000円(税別)で発売する。これが通称スーパーディオ(AF27)で、フラッシュサーフェスを基調にしたスリムな新感覚デザインに薄型ツインフォーカス・ヘッドライトを与え、国内で年間23万台という強気の計画台数を掲げた意欲作だった。
心臓部は空冷2サイクル単気筒49cm³で、無段変速のVマチックを介して6.8PS/7,000rpmを発揮する。大型のフロントインナーラックを標準装備し、燃料タンク容量は5.0Lを確保するなど、若者の日常使いを意識した実用性も備えていた。翌1991年にはフロントを油圧ディスクブレーキとしたSR(AF28、145,000円)が加わる。あわせて1991年モデルからクランク軸を12mmから14mmへ太くする改良(いわゆる前期『細軸』→後期『太軸』)も行われ、駆動系の信頼性が引き上げられた。
シリーズの頂点が1992年2月20日発売のZX(AF28、159,000円)である。シリンダーからキャブレター、マフラーまで新設計し、ベルトコンバータ式無段変速機の変速比もワイドレシオ化して7.0PS/7,000rpmを発生。発光ダイオード採用のハイマウント・ストップランプを内蔵したリアスポイラーと、イエローレンズのヘッドライトで精悍さを演出した。ホンダ自身が『よりスポーティなイメージを求めるヤングユーザー』向けとうたったこの一台は、当時の原付小僧の憧れとなった。
2スト全盛期にヤマハJOG系と人気を競ったスーパーディオは、軽快な走りと弄りやすさで根強い支持を集めた。とりわけZXは現在では人気の高い絶版車となり、状態の良い個体には高値が付くとも言われる。後継のライブディオへバトンを渡しつつも、2スト原付スポーツの一つの完成形として、いまも愛好家に語り継がれている。
参考: Honda 公式ニュースリリース「若者向けのメットインスクーター『ホンダ ディオ』のデザインを一新するとともに使い勝手を一段と向上させ発売」(1990年12月) / Honda 公式ニュースリリース「ハイマウント・ストップランプ内蔵リア・スポイラーを装備した若者向けメットインスクーター『ホンダディオZX』を発売」(1992年2月) / バイクの系譜「DIO/SR/ZX(AF27/AF28)-since 1990-」 / OFFICE M.N GARAGE「スーパディオ[AF27/AF28] 前期『細軸』・後期『太軸』の違いと見分け方」
データで見るこの一台
- 当時定価 ¥134,000は、1990年代の当サイト収録平均(¥210,787)と比べて約36%安い水準でした。1990年代の一覧・価格ランキングで位置づけを確認できます。
- 49cc・2ストロークの一種。同じ2ストロークの車種は一覧から横断して探せます。
当サイト収録データ内での相対的な位置づけです(当時定価=一次出典に基づく事実、平均は収録型式の単純平均)。
ホンダ スーパーDio/SR/ZXの中古相場・売買
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パーツ・修理(ホンダ スーパーDio/SR/ZX)
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新品パーツ・消耗品
中古パーツ・部品取り車をさがす
絶版車のパーツは中古市場が頼り。発売当時の純正品や部品取り車が見つかることがあります。
流用・互換の手がかり
同じエンジン系統や姉妹車のパーツが使えることがあります(要・現車/型式での適合確認)。下の「関連モデル」も手がかりにしてください。
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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え
この型式から乗り換えるなら、原付免許でそのまま乗れるホンダ Dio110 Liteが近い後継です(最高出力3.7kW=新基準原付に適合)。
| 後継候補 | ホンダ Dio110 Lite |
|---|---|
| 新車価格 | ¥239,800(税込) |
| 発売 | 2025-11-20 |
| 出典 | Honda公式ニュース |
現行で最も手頃な新基準原付スクーター。空冷110cc・14インチ・専用ローシート。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16) / 用語の詳細は用語集「新基準原付」へ
よくある質問(ホンダ スーパーDio/SR/ZX)
ホンダ スーパーDio/SR/ZXの当時の新車価格(メーカー希望小売価格)はいくらでしたか?
発売当時のメーカー希望小売価格は134,000〜159,000円(税別)でした。グレード・年式ごとの内訳と一次出典はページ内の「当時定価」表に掲載しています。
ホンダ スーパーDio/SR/ZXの型式・排気量・免許区分は?
型式はAF27/AF28、排気量は49cc(2ストローク)、区分は原付一種です。販売期間は1990〜1997。
ホンダ スーパーDio/SR/ZXは今いくら? 中古相場・買取価格の調べ方は?
中古・買取の相場は車両の状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定していません。ページ内の「いま、いくら?」「売る・手放すなら」から、最新の中古出品や無料一括査定で実際の価格を確認できます。
関連モデル(ホンダ)
出典
- Honda公式ニュースリリース 1990年12月12日『若者向けのメットインスクーター「ホンダ ディオ」のデザインを一新するとともに使い勝手を一段と向上させ発売』型式A-AF27/12月13日発売/134,000円(消費税を含まず・北海道沖縄5,000円高)
- Honda公式ニュースリリース 1991年1月18日『前輪にディスクブレーキを採用したスポーティなメットインスクーター「ホンダディオSR」を発売』型式A-AF28/1月19日発売/145,000円(消費税を含まず・北海道沖縄5,000円高)
- Honda公式ニュースリリース 1992年2月12日『ハイマウント・ストップランプ内蔵リア・スポイラーを装備した若者向けメットインスクーター「ホンダディオZX」を発売』2月20日発売/159,000円(北海道沖縄164,000円)。型式は系統的にA-AF28。
- Honda公式ニュースリリース 1992年12月『メットインスクーター「ホンダ Dio」と「ホンダ Dio SR」のカラーリングを変更し発売』型式A-AF27/12月10日発売/137,000円(消費税を含まず)
- Honda公式ニュースリリース 1992年12月『メットインスクーター「ホンダ Dio」と「ホンダ Dio SR」のカラーリングを変更し発売』型式A-AF28/12月10日発売/148,000円(消費税を含まず)
- Honda公式ニュースリリース 1992年6月『メットインスクーター「ホンダ Dio」スペシャルエディション限定発売のお知らせ』6月19日発売/137,000円(消費税を含まず・北海道沖縄5,000円高)/シルバーパープルメタリック
- Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio(A-AF27)設定色。内装色メルトグレー。
- Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio(A-AF27)設定色。内装色アビーグレー。
- Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio(A-AF27)設定色。内装色ランベスグレー。
- Honda公式ニュースリリース 1992年12月 Dio SR(A-AF28)設定色。内装色オストリッチブラック。
- Honda公式ニュースリリース 1992年6月 Dioスペシャルエディション限定色。内装色スペースグレー。
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編集: 原付の足跡 編集部 / 当時定価・諸元・カラーは本文の「出典」に記載した一次資料に基づきます / 最終更新: 2026-06-15





