ホンダ リトルカブ

一種4ストローク49cc 型式 A-C50 / BA-AA01 / JBH-AA01 ・ 1997〜2017
ホンダ リトルカブの実車写真
写真: Ypy31 / Public Domain出典・Wikimedia Commons等)
当時定価¥159,000〜¥220,000
排気量
49cc・4ストローク
年式
1997〜2017
免許区分
一種
タイプ
カブ
型式
A-C50 / BA-AA01 / JBH-AA01

スーパーカブをベースに前後ホイールを14インチへ小径化し、シート高705mmまで下げて足着き性と乗降性を高めたファッション志向の原付一種。1997年に4.5PSのキャブ仕様A-C50で登場し、1999年に新排ガス規制対応のBA-AA01(4.0PS、セル併用タイプ追加)、2007年にはPGM-FIを採用したJBH-AA01(3.4PS)へと進化した。丸みのある専用デザインと豊富なツートン配色で長く愛され、2017年まで生産が続いた。

当時定価

年式グレード当時定価税区分出典
1997標準(キック)¥159,000税別(出典: Honda公式ニュースリリース「ホンダ リトル カブを発売」(1997-07-28)。標準現金価格159,000円(消費税は含まず)。北海道は8,000円高、沖縄は5,000円高。
1999キックタイプ¥164,000税別(出典: Honda公式ニュースリリース「リトルカブシリーズをマイナーチェンジし発売」(1999-09-08)。キックタイプ標準現金価格164,000円(消費税は含まず)。
1999セルフスターター・キック併用タイプ¥184,000税別(出典: Honda公式ニュースリリース(1999-09-08)。セル付タイプ標準現金価格184,000円(消費税は含まず)。
2007キックタイプ¥200,000税別(出典: Honda公式ニュースリリース「リトルカブの環境性能を高めマイナーモデルチェンジし発売」(2007-08-27)。キックタイプ200,000円(税別)/210,000円(税込)。
2007セルフスターター・キック併用タイプ¥220,000税別(出典: Honda公式ニュースリリース(2007-08-27)。セルフスターター・キック併用タイプ220,000円(税別)/231,000円(税込)。

※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。

基本スペック

メーカーホンダ
型式A-C50 / BA-AA01 / JBH-AA01
年式1997〜2017
排気量49cc
エンジン4ストローク
免許区分一種
最高出力4.5ps / 7000rpm
車両重量(初代A-C50。乾燥重量74kg)78kg
全長×全幅×全高1775×660×960mm
シート高705mm
燃料タンク4L
始動方式キック
タイヤ前/後2.50-14 32L / 2.75-14 35P

諸元の出典: Honda公式ニュースリリース「ホンダ リトル カブを発売」(1997-07-28)。標準現金価格159,000円(消費税は含まず)。北海道は8,000円高、沖縄は5,000円高。 / Honda公式ニュースリリース(1997-07-28)主要諸元:最高出力4.5PS/7,000rpm、車両重量78kg(乾燥重量74kg)、全長×全幅×全高1.775m×0.660m×0.960m、シート高0.705m、燃料タンク4.0L、タイヤ前2.50-14・後2.75-14、始動方式キック式、型式A-C50。 / webオートバイ『リトルカブ(1997年)』:最高出力4.5PS/7,000rpm、全長×全幅×全高1775×660×960mm、シート高705mm、車両重量78kg、燃料タンク4.0L、タイヤ前2.50-14 32L・後2.75-14 35P、当時価格159,000円(税別)。初代諸元の裏取り一致。 / Honda公式ニュースリリース(1999-09-08):マイナーチェンジで最高出力4.0PS/7,000rpm化、車両重量キック79kg/セル81kg、寸法・シート高は初代踏襲。BA-AA01型。 / Honda公式ニュースリリース(2007-08-27):PGM-FI化で最高出力2.5kW[3.4PS]/7,000rpm、燃料タンク3.4L、車両重量キック79kg/セル81kg、寸法・シート高は踏襲。JBH-AA01型(エンジンAA02E)。(裏取り確認日 2026-06-15)

ボディカラー(確認できた分)

年式グレード正式カラー名色番号出典
1997標準(キック)スプリングターフグリーンメタリック×ココナッツホワイト(出典: Honda公式ニュースリリース(1997-07-28) 車体色記載。
1997標準(キック)ジョリーレッド×ココナッツホワイト(出典: Honda公式ニュースリリース(1997-07-28) 車体色記載。
1997標準(キック)スパークリングシルバーメタリック×モロッコブラウン(出典: Honda公式ニュースリリース(1997-07-28) 車体色記載。
1999リトルカブ(キック/セル)スパークリングシルバーメタリック(出典: Honda公式ニュースリリース(1999-09-08) 車体色記載。
1999リトルカブ(キック/セル)ジョリーレッド(出典: Honda公式ニュースリリース(1999-09-08) 車体色記載。
1999リトルカブ(キック/セル)バージンベージュ(出典: Honda公式ニュースリリース(1999-09-08) 車体色記載。
1999リトルカブ(キック/セル)アバグリーン(出典: Honda公式ニュースリリース(1999-09-08) 車体色記載。
2007リトルカブ(キック/セル)プコブルー(出典: Honda公式ニュースリリース(2007-08-27) 車体色記載。
2007リトルカブ(キック/セル)バージンベージュ(出典: Honda公式ニュースリリース(2007-08-27) 車体色記載。
2007リトルカブ(キック/セル)ムーンストーンシルバーメタリック(出典: Honda公式ニュースリリース(2007-08-27) 車体色記載。
2007リトルカブ(キック/セル)ブラック(出典: Honda公式ニュースリリース(2007-08-27) 車体色記載。
2007リトルカブ(キック/セル)タスマニアグリーンメタリック(出典: Honda公式ニュースリリース(2007-08-27) 車体色記載。

型式・世代の変遷

世代型式年式備考
初代(1997登場・キャブ/4.5PS)A-C501997-19991997年7月28日発表・8月8日発売。スーパーカブをベースに前後14インチへ小径化、シート高705mm。エンジンC50E、最高出力4.5PS/7,000rpm。始動はキックのみ。
AA01前期(1999マイナーチェンジ・新排ガス規制対応/4.0PS)BA-AA011999-20071999年9月9日マイナーチェンジ。新排出ガス規制適合でキャブ等変更、最高出力4.0PS/7,000rpmへ。キック式に加えセルフスターター併用タイプを追加。丸みを帯びた外観に変更。
AA01後期(2007マイナーチェンジ・PGM-FI/3.4PS)JBH-AA012007-20172007年8月27日発表(10月発売)。電子制御燃料噴射PGM-FI採用(エンジンAA02E型)、最高出力3.4PS/7,000rpm。燃料タンク容量3.4Lへ。キック式とセル併用式の2タイプ。

誕生の背景・歴史(ホンダ リトルカブ)

リトルカブは、1958年から続くスーパーカブをベースに、1997年8月8日に発売された原付一種である。ビジネス色の濃かったカブを、より幅広い層が気軽に乗れる一台に仕立て直す狙いがあった。前後ホイールをスーパーカブの17インチから14インチへ小径化し、シート高を735mmから705mmへ下げることで足着き性と取り回しを高めた、ファッション志向のコンパクトモデルとして登場した。

エンジンはスーパーカブ譲りの空冷4サイクルOHC単気筒(C50E型)で、発売当初は最高出力4.5PS/7,000rpm、価格は159,000円だった。1998年12月にはセルフスタータータイプを追加し、この仕様には4段リターン式変速機を組み合わせた。1999年9月のマイナーチェンジでは、キャブレターのセッティング変更とブローバイガス還元装置の採用により国内の新排出ガス規制へ適合させ、型式はBA-AA01、最高出力は4.0PS/7,000rpmへと改められた。

2007年10月の改良ではPGM-FI(電子制御燃料噴射)を新たに搭載してJBH-AA01へ移行し、平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合させた。COは従来モデル比で約1/5(10.5g/km→2.0g/km)へ削減され、最高出力は2.5kW(3.4PS)/7,000rpmとなった。クランクケースカバーをシルバーから黒へ変更するなど質感も見直されている。丸目に14インチの軽快なスタイルは、街乗りからカスタムまで幅広い支持を集めた。

晩年には記念色の設定も続き、2015年2月には車体色や専用エンブレムをまとった1,000台限定の「リトルカブ・スペシャル」が発売された。スーパーカブをベースにおよそ20年にわたり作られた小さなカブは、原付一種ならではの趣味性を備えた一台として、いまも中古市場で語られる存在となっている。

参考: Honda ニュースリリース「ロングセラーのビジネスバイク『ホンダ スーパーカブ』に小径ホイールを採用したコンパクトな原付バイク『ホンダ リトル カブ』を発売」(1997年7月28日) / Honda ニュースリリース「『ホンダ リトルカブ』に容易な始動性が得られるセルフスタータータイプを追加し発売」(1998年12月11日) / Honda ニュースリリース「コンパクトな原付バイク『リトルカブ』シリーズをマイナーチェンジし発売」(1999年9月8日) / Honda ニュースリリース「おしゃれな原付バイク『リトルカブ』の環境性能を高めマイナーモデルチェンジし発売」(2007年8月27日) / Honda ニュースリリース「『リトルカブ・スペシャル』を限定発売」(2015年2月12日)

データで見るこの一台

当サイト収録データ内での相対的な位置づけです(当時定価=一次出典に基づく事実、平均は収録型式の単純平均)。

ホンダ リトルカブの中古相場・売買

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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え

この型式から乗り換えるなら、原付免許でそのまま乗れるホンダ スーパーカブ110 Liteが近い後継です(最高出力3.5kW=新基準原付に適合)。

後継候補ホンダ スーパーカブ110 Lite
新車価格¥341,000(税込)
発売2025-12-11
出典Honda公式ニュース

新基準原付のスーパーカブ。空冷4スト109cc・前ディスク+1ch ABS。

新基準原付とは(制度の基礎)

新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。

注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。

制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。

原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):

  • ホンダ Dio110 Lite:¥239,800(税込)/最高出力3.7kW 公式
  • ホンダ スーパーカブ110 Lite:¥341,000(税込)/最高出力3.5kW 公式

出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16) / 用語の詳細は用語集「新基準原付」

よくある質問(ホンダ リトルカブ)

ホンダ リトルカブの当時の新車価格(メーカー希望小売価格)はいくらでしたか?

発売当時のメーカー希望小売価格は159,000〜220,000円(税別)でした。グレード・年式ごとの内訳と一次出典はページ内の「当時定価」表に掲載しています。

ホンダ リトルカブの型式・排気量・免許区分は?

型式はA-C50/BA-AA01/JBH-AA01、排気量は49cc(4ストローク)、区分は原付一種です。販売期間は1997〜2017。

ホンダ リトルカブは今いくら? 中古相場・買取価格の調べ方は?

中古・買取の相場は車両の状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定していません。ページ内の「いま、いくら?」「売る・手放すなら」から、最新の中古出品や無料一括査定で実際の価格を確認できます。

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出典

この車種の情報提供・訂正のお願い

ホンダ リトルカブの掲載内容に誤りや追加できる情報があれば、お知らせください。一次出典を確認のうえ反映します。

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編集: 原付の足跡 編集部 / 当時定価・諸元・カラーは本文の「出典」に記載した一次資料に基づきます / 最終更新: 2026-06-15