原付一種と原付二種の違い(免許・速度・ナンバー)

最終更新: 2026-07-04 / 編集: 原付の足跡 編集部(一次出典に基づき編集)

「原付」とひとくくりに呼ばれますが、制度上は原付一種と原付二種に分かれ、乗れる免許も走り方も異なります。中古車を探すときや乗り換えを考えるときは、この区分を押さえておくと選択を誤りにくくなります。ここでは排気量・免許・速度・ナンバー色などの違いを、制度にもとづいて整理します。

まず排気量の区分から

両者を分ける基本は総排気量です。原付一種は総排気量50cc以下原付二種は総排気量51〜125ccと定められています。用語の詳しい定義は用語集「原付一種」用語集「原付二種」にまとめています。なお2025年には、原付一種にあらたに「新基準原付」の区分が加わりました。この点は新基準原付とは(2025年〜)完全ガイドで解説しています。

免許・速度・ナンバーの違いを一覧で

免許、法定速度、二段階右折、ナンバー色、二人乗りの扱いをまとめると次のようになります。

項目原付一種原付二種
総排気量50cc以下51〜125cc
必要な免許原付免許(または普通自動車免許)小型限定普通二輪免許以上
法定速度30km/h60km/h
二段階右折対象になる交差点がある不要
ナンバー色〜90ccは黄・〜125ccはピンク
二人乗り不可可能(条件あり)

免許と速度

原付一種は原付免許、または普通自動車免許があれば運転できます。すでに車の普通自動車免許を持っていれば、あらためて免許を取らなくても乗れる、ということです。法定速度は30km/hです。一方、原付二種は小型限定普通二輪免許以上が必要で、車の免許だけでは乗れません。そのぶん法定速度は60km/hに上がります。免許の取りやすさと走行できる速度がトレードオフになっているため、どちらを選ぶかは走る道や用途に合わせて考えるとよいでしょう。

二段階右折とナンバー色

原付一種には、二段階右折の対象になる交差点があります。原付二種ではこの二段階右折は不要です。ナンバー(標識)の色も区分の目安になり、原付一種は白、原付二種は総排気量〜90ccが黄、〜125ccがピンクです。ナンバーは市区町村が交付するもので、法にもとづく識別記号である型式とは役割が異なります。型式の読み方は原付の型式(かたしき)の読み方・調べ方で解説しています。

二人乗りの扱い

原付一種は二人乗りができません。運転者一人での乗車が前提です。原付二種は二人乗りが可能ですが、無条件ではなく、免許を取得してから1年以上経過しているなどの条件があります。二人で乗る前提で車両を選ぶなら、この条件を満たしているかどうかがそのまま選択の前提になります。制度の条件を満たしているか、乗車前に確認してください。

高速道路はどちらも走れない

原付一種・原付二種のどちらも、高速道路・自動車専用道路は走行できません。排気量が125cc以下の原付は、区分にかかわらずこれらの道路を使えない点に注意してください。

中古を選ぶときの手がかりに

区分がわかると、探す車両の免許・速度・維持のイメージがはっきりします。原付二種の車両は原付二種の一覧から確認できます。ほかの区分やタイプの解説はガイド一覧に、車両ごとの当時定価の位置づけは当時定価ランキングにまとめています。

出典: 排気量区分・免許・法定速度・二段階右折・ナンバー色・二人乗り・高速道路の可否は、道路交通法および道路運送車両法にもとづく一般的な制度知識による。新基準原付の詳細は当サイト「新基準原付とは」を参照。

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