ホンダ ベンリィ CD90
ベンリィ CD90 は、1968年7月にホンダが発売したカブ系水平エンジン搭載のビジネス用二輪車で、ドリームCD250と同時に登場した。プレスバックボーン(Tボーン)フレームにマニュアルクラッチ付4段ロータリーミッションを組み合わせ、大型キャリアを備えた実用車として30年以上製造された。1980年9月に新エンジン搭載で型式がHA03へ移行し、排気量は初代の89ccから空冷4ストOHC単気筒85cc(7.1PS)となった。
当時定価
| 年式 | グレード | 当時定価 | 税区分 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1968 | CD90 | ¥76,000 | 税別 | (出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース「ホンダドリームCD250 ホンダベンリイCD90」(1968.06.24) — ホンダベンリイCD90 ¥76,000 発売7月1日(全国標準現金正価)) |
| 1968 | CD90M | ¥83,000 | 税別 | (出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース(1968.06.24) — ホンダベンリイCD90M ¥83,000 発売7月1日(全国標準現金正価)) |
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | ホンダ |
|---|---|
| 型式 | HA03 |
| 年式 | 1968〜2001 |
| 排気量 | 85cc |
| エンジン | 4ストローク |
| 免許区分 | 二種 |
| 最高出力 | 7.1ps / 7500rpm |
| 車両重量 | 85kg |
| 全長×全幅×全高 | 1805×760×1025mm |
| シート高 | 768mm |
| 燃料タンク | 6L |
| 始動方式 | キック |
| タイヤ前/後 | 2.50-17 / 2.50-17 |
諸元の出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース「ホンダドリームCD250 ホンダベンリイCD90」(1968.06.24) — ホンダベンリイCD90 ¥76,000 発売7月1日(全国標準現金正価) / GooBike バイクカタログ ホンダ ベンリィCD90 (型式HA03) — 全長1805/全幅760/全高1025mm、エンジンHA03 空冷4ストOHC単気筒85cc、最高出力7.1PS/7500rpm、タイヤ前後2.50-17、始動キック式、燃料タンク6L。重量ラベルは乾燥80/車両85の表記揺れあり。 / Bike Bros カタログ ホンダ ベンリィCD90 (型式HA03) — 全長1805/全高1025mm、シート高768mm、車両重量85kg/乾燥重量80kg、85cc、最高出力7.1PS/7500rpm、タイヤ前後2.50-17、燃料タンク6L、変速機ロータリー式4段、始動キック式 / Webike ホンダ CD90(ベンリィ)1998年式 諸元 — 最高出力7.1ps(5.2kw)/7500rpm、乾燥重量80.0kg / Wikipedia ホンダ・ベンリィ — CD90は初代89cc(50.0×45.4mm)、1980年9月以降85cc(47.0×49.5mm)型式HA03、1968年発売・2001年の排出ガス規制で生産中止(裏取り確認日 2026-06-18)
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初代 CD90 / CD90M (FMC) | CD90 | 1968-1969 | 1968.06.24発表・同年7月1日発売。ドリームCD250と同時発表のビジネス車。当時定価CD90 ¥76,000 / CD90M ¥83,000(全国標準現金正価=税別)。初代エンジンは89cc(ボア×ストローク50.0×45.4mm)とされる。 |
| モデルチェンジ群 (MMC) | 1970-1978 | 1970.02・1973.07(CD50/70/90/125)・1978.04などで継続改良。 | |
| HA03型(新エンジン) | HA03 | 1980-2001 | 1980.09に新エンジン搭載・型式HA03へ。空冷4ストOHC単気筒85cc(ボア×ストローク47.0×49.5mm)・7.1PS。1987/1992/1993/1994にMMC、1998にTUFFUPチューブ標準化。2001年の排出ガス規制適用で生産終了とされる。 |
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原付二種としての位置づけ
本モデルは原付二種(排気量51〜125cc)です。2025年の50cc生産終了にともなう「新基準原付」への移行は原付一種(〜50cc)が対象で、原付二種は引き続き小型限定普通二輪免許などで運転できます。乗り換えの近い候補は、各社の現行原付二種モデルです。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16)
出典
- Honda 企業情報サイト ニュースリリース「ホンダドリームCD250 ホンダベンリイCD90」(1968.06.24) — ホンダベンリイCD90 ¥76,000 発売7月1日(全国標準現金正価)
- Honda 企業情報サイト ニュースリリース(1968.06.24) — ホンダベンリイCD90M ¥83,000 発売7月1日(全国標準現金正価)
最終更新: 2026-06-18