ホンダ ジャイロUP

一種2ストローク49cc 型式 A-TA01 / BB-TA01 ・ 1985〜2008

ホンダ ジャイロUP(アップ)は、二輪車の機動性と三輪車の積載性を兼ね備えたビジネス用スリーター(三輪車)で、1985年10月に発売された。後二輪上に水平に保たれる大型のリアキャリアと低床ステップを備え、宅配・巡回サービスなど業務用途で広く使われた。空冷2ストローク単気筒TA01E型49ccを搭載し、車体を傾けて旋回するパラレリングシステムを採用。2000年のマイナーチェンジ(型式BB-TA01)を経て、2スト規制により2008年に生産を終えた。同じジャイロシリーズのジャイロX(TD01)とは荷台仕様の異なる別車種である。

当時定価

年式グレード当時定価税区分出典
1985標準¥249,000税込(出典: Honda ニュースリリース「小荷物の配達に便利なビジネス用スリーター(三輪車)『ホンダ・ジャイロ・アップ』を発売」(1985-09-18)。全国標準現金価格249,000円。発売当時は消費税未導入(1989年4月導入前)のため原文に消費税注記なし→税込相当として記録。北海道・沖縄価格は5,000円高。
1991標準¥264,000税別(出典: Honda ニュースリリース「積載性に優れたビジネス・スリーター(三輪車)『ホンダ ジャイロUP(アップ)』のエンジン出力を向上させるとともにカラーリングを変更し発売」(1991-06-21、発売6月24日)。264,000円(消費税を含まず)。
1993標準¥274,000税別(出典: Honda ニュースリリース「積載性に優れたビジネス・スリーター(三輪車)『ホンダ ジャイロ UP(アップ)』を発売」(1993-05、発売5月18日)。274,000円(参考価格。消費税を含まず)。
2000標準¥294,000税別(出典: Honda ニュースリリース「50ccの三輪ビジネスバイク『ジャイロ UP(アップ)』をマイナーチェンジし発売」(2000-02-03、発売2月4日)。294,000円(参考価格。消費税を含まず)。型式BB-TA01。

※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。

基本スペック

メーカーホンダ
型式A-TA01 / BB-TA01
年式1985〜2008
排気量49cc
エンジン2ストローク
免許区分一種
最高出力5ps / 6500rpm
車両重量110kg
全長×全幅×全高1760×685×1010mm
シート高755mm
燃料タンク5L
始動方式セル・キック
タイヤ前/後3.50-10 41J / 130/90-6 53J

諸元の出典: Honda ニュースリリース「小荷物の配達に便利なビジネス用スリーター(三輪車)『ホンダ・ジャイロ・アップ』を発売」(1985-09-18)。全国標準現金価格249,000円。発売当時は消費税未導入(1989年4月導入前)のため原文に消費税注記なし→税込相当として記録。北海道・沖縄価格は5,000円高。 / Honda ニュースリリース「50ccの三輪ビジネスバイク『ジャイロ UP(アップ)』をマイナーチェンジし発売」(2000-02-03)。主要諸元表: 全長×全幅×全高1.760×0.685×1.010m、シート高0.755m、車両重量110kg、燃料タンク5.0L、最高出力3.7kW[5.0PS]/6,500rpm、タイヤ前3.50-10 41J/後130/90-6 53J、始動方式セルフ式(キック式併設)、エンジンTA01E(空冷・2ストローク・単気筒)49cc。型式BB-TA01。 / Honda ニュースリリース(1993-05-18)。主要諸元: 全長×全幅×全高1.760×0.685×1.010m、シート高0.750m、車両重量106kg(乾燥101kg)、燃料タンク5.0L、最高出力5.3PS/6,500rpm、タイヤ前3.50-10 41J/後130/90-6 53J。 / Honda ニュースリリース(1985-09-18)。初代諸元: 全長×全幅×全高1.760×0.685×1.010m、乾燥94kg(車両99kg)、燃料タンク5L、最高出力5.1PS/6,500rpm、エンジンTA01E空冷2サイクル単気筒49cc。(裏取り確認日 2026-06-18)

ボディカラー(確認できた分)

年式グレード正式カラー名色番号出典
1993標準シャスタホワイト(出典: Honda ニュースリリース(1993-05-18)。車体色シャスタホワイト。
2000標準シャスタホワイト(出典: Honda ニュースリリース(2000-02-03)。シャスタホワイト1色の設定。

型式・世代の変遷

世代型式年式備考
初代 ジャイロ・アップA-TA011985-19901985年9月18日発表、10月1日発売。空冷2スト単気筒TA01E型49cc、最高出力5.1PS/6,500rpm。乾燥94kg/車両99kg。当時価格249,000円(消費税未導入)。
出力向上・カラー変更A-TA011991-19921991年6月24日発売。エンジン出力向上(5.3PS/6,500rpm)、外装ホワイト+フロアステップ等ブルーの2トーン採用。264,000円(税別)。
改良型A-TA011993-19991993年5月18日発売。シャスタホワイト。最高出力5.3PS/6,500rpm、車両重量106kg(乾燥101kg)、シート高750mm。274,000円(税別)。
マイナーチェンジ(排ガス規制対応)BB-TA012000-20072000年2月4日発売。型式がBB-TA01に。最高出力3.7kW(5.0PS)/6,500rpm、車両重量110kg、シート高755mm、始動方式セルフ式(キック式併設)。294,000円(税別)。2008年に2スト生産終了。

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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え

この型式から乗り換えるなら、原付免許でそのまま乗れるホンダ スーパーカブ110 Liteが近い後継です(最高出力3.5kW=新基準原付に適合)。

後継候補ホンダ スーパーカブ110 Lite
新車価格¥341,000(税込)
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出典Honda公式ニュース

新基準原付のスーパーカブ。空冷4スト109cc・前ディスク+1ch ABS。

新基準原付とは(制度の基礎)

新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。

注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。

制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。

原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):

出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16)

出典

最終更新: 2026-06-18