ホンダ シャリィ50 (CF50)

- 排気量
- 49cc・4ストローク
- 年式
- 1972〜1999
- 免許区分
- 一種
- タイプ
- レジャー
- 型式
- CF50 / A-CF50
シャリィ50は、ホンダが1972年に発売したカブ系横型4スト49ccエンジンを積むレジャー/ホームバイク。低床バックボーンフレームとまたぎ高40cm・シート高70cmの低い乗車姿勢、前後10インチの幅広タイヤで誰でも気軽に扱えることを狙った1人乗りモデルです。マイナーチェンジを重ねながら長く生産され、平成10年排出ガス規制に未対応のため1999年8月31日に生産を終了しました。
当時定価
| 年式 | グレード | 当時定価 | 税区分 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1972 | CF50-I | ¥73,000 | 税込 | (出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース「家族みんなで楽しめる シャリイ ホンダ 新発売」(1972.07.18) 標準現金価格) |
| 1972 | CF50-II | ¥75,000 | 税込 | (出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース「家族みんなで楽しめる シャリイ ホンダ 新発売」(1972.07.18) 標準現金価格) |
| 1988 | A-CF50 (1988年型) | ¥141,000 | 税込 | (出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース「ファミリーバイク『ホンダ・シャリィ50』の機能向上とカラーリングを一新し発売」(1988.02.24) 全国標準現金価格) |
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | ホンダ |
|---|---|
| 型式 | CF50 / A-CF50 |
| 年式 | 1972〜1999 |
| 排気量 | 49cc |
| エンジン | 4ストローク |
| 免許区分 | 一種 |
| 最高出力 | 4ps / 7000rpm |
| 車両重量 | 76kg |
| 全長×全幅×全高 | 1665×645×985mm |
| シート高 | 720mm |
| 燃料タンク | 2.8L |
| 始動方式 | キック |
| タイヤ前/後 | 3.50-10-2PR / 3.50-10-2PR |
諸元の出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース「家族みんなで楽しめる シャリイ ホンダ 新発売」(1972.07.18) 標準現金価格 / Honda 企業情報サイト ニュースリリース (1988.02.24) A-CF50 主要諸元: 全長1.665m/全幅0.645m/全高0.985m/車両重量76kg/燃料タンク2.8L/タイヤ前後3.50-10-2PR/シート高0.720m/最高出力4.0PS-7,000rpm / Motor-Fan Bikes シャリィ歴代モデル解説 (タイヤ前後3.50-10/燃料タンク2.8L/ボア×ストローク39×41.4mm/空冷4ストOHC単気筒/4.0ps-7000rpm で一致)(裏取り確認日 2026-06-18)
ボディカラー(確認できた分)
| 年式 | グレード | 正式カラー名 | 色番号 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1988 | A-CF50 | シャスタホワイト | (出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース (1988.02.24) シャリィ50カラーリング一新) | |
| 1988 | A-CF50 | ブルーメタリック | (出典: Honda 企業情報サイト ニュースリリース (1988.02.24) シャリィ50カラーリング一新) |
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初代 CF50 (CF50-I / -II) | CF50 | 1972- | 1972年7月20日発売。49cc空冷4スト単気筒、低床バックボーンフレームのレジャーバイク。CF50-I/-IIのほか70ccのCF70も同時発売。標準現金価格CF50-I ¥73,000 / CF50-II ¥75,000。 |
| A-CF50 (排出ガス規制対応・1988年型) | A-CF50 | 1988- | 1988年2月25日発売。機能向上とカラーリング一新。型式A-CF50、最高出力4.0PS/7,000rpm、全国標準現金価格141,000円。カラーはシャスタホワイト/ブルーメタリック。 |
| 生産終了 | -1999 | 平成10年排出ガス規制に未対応のため、継続生産車の期限である1999年8月31日をもって生産終了。 |
誕生の背景・歴史(ホンダ シャリィ50 (CF50))
シャリイ・ホンダは1972年、ホンダが「家族みんなで楽しめるホームバイク」を掲げて世に送り出した一台である。先行したダックスやモンキーと同じ横型空冷4ストロークOHCのカブ系エンジンを核に据えつつ、二輪が初めての人でも気軽に扱えることを狙った。発表は7月18日、発売は7月20日で、当初の表記は「シャリイ」だった。
車体の要は低床バックボーンフレームで、乗降時のまたぎ高さを40cm、シート高を70cmまで下げ、足つきよく跨げる設計とした。クラッチ操作のいらない変速機がさらに扱いやすさを後押しする。発売時は2速のCF50-I(49cc・73,000円)、3速のCF50-II(49cc・75,000円)、72ccのCF70(78,000円)の3タイプを揃え、月産7,000台を見込んだ。タイヤは後年の型で前後3.50-10の10インチを履く。
シャリイは女性層にも浸透し、ホンダによれば1975年には販売台数に占める女性ユーザー比率が63.6%に達した。1981年には世界初をうたう超低燃費(30km/h定地テストでリッター100km)の4ストロークエンジンを実用化するなど改良を重ね、表記も「シャリイ」から1988年型で「シャリィ」、95年型で「シャリー」へと移り変わりつつ生産が続いた。
平成の排出ガス規制に適合しなかったことから、継続生産車の期限となる1999年8月31日に生産を終え、約27年という息の長いモデル人生に幕を下ろした。素直な構造とカブ系エンジンの豊富な流用パーツゆえ、現在もダックスやモンキーと並ぶ横型ミニのカスタムベースとして根強い人気を保っている。
参考: Honda公式ニュースリリース「家族みんなで楽しめる シャリイ ホンダ 新発売」(1972) / Honda公式ニュースリリース「世界初の超低燃費リッター100Kmを実現した4サイクルエンジン搭載の新型シャリイ 新発売」(1981) / ホンダ・シャリィ - Wikipedia
データで見るこの一台
- 当時定価 ¥73,000は、1970年代の当サイト収録平均(¥96,900)と比べて約25%安い水準でした。1970年代の一覧・価格ランキングで位置づけを確認できます。
- 「シャリィ」シリーズ全2型式のうち、登場順で1番目の世代にあたります。先代・後継との違いは系譜ページで並べて確認できます。
- 49cc・4ストロークの一種。同じ4ストロークの車種は一覧から横断して探せます。
当サイト収録データ内での相対的な位置づけです(当時定価=一次出典に基づく事実、平均は収録型式の単純平均)。
ホンダ シャリィ50 (CF50)の中古相場・売買
当時の新車価格と今を比べてみましょう。中古・買取相場は車両状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定せず、最新の出品・査定でご確認ください。
2025年10月の50cc生産終了で、旧車を手放して新基準原付へ乗り換える動きも増えています。手放す場合は無料査定で今の価値を確認できます。
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パーツ・修理(ホンダ シャリィ50 (CF50))
消耗品は適合を必ず現車・型式でご確認ください。絶版車は新品が出ないことも多く、中古・部品取り・他車種からの流用が現実的な選択肢になります。
新品パーツ・消耗品
中古パーツ・部品取り車をさがす
絶版車のパーツは中古市場が頼り。発売当時の純正品や部品取り車が見つかることがあります。
流用・互換の手がかり
同じエンジン系統や姉妹車のパーツが使えることがあります(要・現車/型式での適合確認)。下の「関連モデル」も手がかりにしてください。
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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え
ホンダには現状この型式の明確な後継となる新基準原付がありません。原付免許で乗れる現行モデルの例は、下の「新基準原付とは」をご覧ください。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16) / 用語の詳細は用語集「新基準原付」へ
よくある質問(ホンダ シャリィ50 (CF50))
ホンダ シャリィ50 (CF50)の当時の新車価格(メーカー希望小売価格)はいくらでしたか?
発売当時のメーカー希望小売価格は73,000〜141,000円(税込)でした。グレード・年式ごとの内訳と一次出典はページ内の「当時定価」表に掲載しています。
ホンダ シャリィ50 (CF50)の型式・排気量・免許区分は?
型式はCF50/A-CF50、排気量は49cc(4ストローク)、区分は原付一種です。販売期間は1972〜1999。
ホンダ シャリィ50 (CF50)は今いくら? 中古相場・買取価格の調べ方は?
中古・買取の相場は車両の状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定していません。ページ内の「いま、いくら?」「売る・手放すなら」から、最新の中古出品や無料一括査定で実際の価格を確認できます。
この車種は「シャリィ」シリーズの一台です。シャリィの系譜・歴代モデル一覧(2型式)を見る →
関連モデル(ホンダ)
出典
- Honda 企業情報サイト ニュースリリース「家族みんなで楽しめる シャリイ ホンダ 新発売」(1972.07.18) 標準現金価格
- Honda 企業情報サイト ニュースリリース「ファミリーバイク『ホンダ・シャリィ50』の機能向上とカラーリングを一新し発売」(1988.02.24) 全国標準現金価格
- Honda 企業情報サイト ニュースリリース (1988.02.24) シャリィ50カラーリング一新
本ページの当時定価はメーカー公式の一次出典に基づく事実データです。ブログ・動画・記事等で自由に引用いただけます。その際は出典(メーカー公式資料)の併記と、当ページ(gentsuki-ashiato.com)へのリンクをお願いします。誤りのご指摘はお問い合わせまで。
編集: 原付の足跡 編集部 / 当時定価・諸元・カラーは本文の「出典」に記載した一次資料に基づきます / 最終更新: 2026-06-18





