ヤマハ Passol(電動)

- 排気量
- 電動・電動
- 年式
- 2002〜2006
- 免許区分
- 一種
- タイプ
- スクーター
- 型式
- SY01J
Passolは、ヤマハが原付一種クラスで市場投入した初期の電動コミューター。軽量な車体とリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、短距離移動に特化したEVスクーターとして登場した。
当時定価
| 年式 | グレード | 当時定価 | 税区分 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 2003 | Passol | ¥240,000 | 不明 | (出典: ヤマハ発動機 広報発表資料 2003年5月15日『Passol(パッソル)(原付1種)全国発売』。メーカー希望小売価格240,000円(専用充電器込み)。) |
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | ヤマハ |
|---|---|
| 型式 | SY01J |
| 年式 | 2002〜2006 |
| 排気量 | 電動 |
| エンジン | 電動 |
| 免許区分 | 一種 |
| 変速機 | Vベルト無段変速 |
諸元の出典: ヤマハ発動機 広報発表資料 2003年5月15日『Passol(パッソル)(原付1種)全国発売』。メーカー希望小売価格240,000円(専用充電器込み)。
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Passol | SY01J | 2002-2006 | ヤマハの量産電動コミューター第1弾。原付一種として地域限定後に全国発売された。 |
誕生の背景・歴史(ヤマハ Passol(電動))
電動パッソルが登場した2000年代初頭は、都市部の大気汚染や騒音への関心が高まり、排ガスも騒音も出さない近距離コミューターが求められた時代だった。ヤマハは2001年10月の第35回東京モーターショーに本車を参考出品・試作車として展示。電動アシスト自転車「PAS」で培った制御技術を応用し、無公害の街乗り原付という新コンセプトで市場投入を目指した。
技術面の核心は、新神戸電機・日立製作所と共同開発した世界初の二輪車用脱着式リチウムイオンバッテリーで、単体わずか約6kgと軽かった。薄型パワーユニット「YIPU(ヤマハ・インテグレイテッド・パワーユニット)」を搭載し、最高出力0.95kW/1830rpm、車重44kg、30km/h定地走行で航続32kmを実現。一充電あたり約12円という経済性も訴求された。価格は原付スクーターより少し高い20万円(専用充電器別売)に設定され、家庭用コンセントで100%まで約2.5時間で充電できた。
発売は2002年11月の首都圏での地域・台数限定の先行販売を経て、2003年5月30日から全国販売へと拡大した。2003年1月には二輪車製品として初めて省エネ大賞・資源エネルギー庁長官賞を受賞し、同年のグッドデザイン賞商品デザイン部門金賞も獲得するなど、環境配慮型コミューターの先駆けとして高く評価された。
2005年11月には改良版「パッソルL」(SY04J)が登場したが、バッテリーの不具合により2006年に販売休止、2007年には絶版となった。設計・意匠ともにパッソルの進化形とされる後継のEC-03へと続くなど、ヤマハ初期の電動コミューター開発の礎となり、量産二輪EVの草分けとして二輪電動化史を語るうえで重要な一台と位置づけられている。
参考: ヤマハ発動機 公式ヒストリー Our Stories:40 環境にやさしい電動コミューターの商品化 / ヤマハ・パッソル - Wikipedia(日本語) / Mr.BIKE ヤマハスクーター全史・14 / webCG ヤマハ、電動スクーター「パッソル」発売
データで見るこの一台
当サイト収録データ内での相対的な位置づけです(当時定価=一次出典に基づく事実、平均は収録型式の単純平均)。
ヤマハ Passol(電動)の中古相場・売買
当時の新車価格と今を比べてみましょう。中古・買取相場は車両状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定せず、最新の出品・査定でご確認ください。
2025年10月の50cc生産終了で、旧車を手放して新基準原付へ乗り換える動きも増えています。手放す場合は無料査定で今の価値を確認できます。
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パーツ・修理(ヤマハ Passol(電動))
消耗品は適合を必ず現車・型式でご確認ください。絶版車は新品が出ないことも多く、中古・部品取り・他車種からの流用が現実的な選択肢になります。
新品パーツ・消耗品
中古パーツ・部品取り車をさがす
絶版車のパーツは中古市場が頼り。発売当時の純正品や部品取り車が見つかることがあります。
流用・互換の手がかり
同じエンジン系統や姉妹車のパーツが使えることがあります(要・現車/型式での適合確認)。下の「関連モデル」も手がかりにしてください。
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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え
ヤマハには現状この型式の明確な後継となる新基準原付がありません。原付免許で乗れる現行モデルの例は、下の「新基準原付とは」をご覧ください。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16) / 用語の詳細は用語集「新基準原付」へ
よくある質問(ヤマハ Passol(電動))
ヤマハ Passol(電動)の当時の新車価格(メーカー希望小売価格)はいくらでしたか?
発売当時のメーカー希望小売価格は240,000円(不明)でした。グレード・年式ごとの内訳と一次出典はページ内の「当時定価」表に掲載しています。
ヤマハ Passol(電動)の型式・排気量・免許区分は?
型式はSY01J、排気量は電動(電動)、区分は原付一種です。販売期間は2002〜2006。
ヤマハ Passol(電動)は今いくら? 中古相場・買取価格の調べ方は?
中古・買取の相場は車両の状態・年式・地域で大きく変わるため、当サイトでは金額を断定していません。ページ内の「いま、いくら?」「売る・手放すなら」から、最新の中古出品や無料一括査定で実際の価格を確認できます。
関連モデル(ヤマハ)
出典
本ページの当時定価はメーカー公式の一次出典に基づく事実データです。ブログ・動画・記事等で自由に引用いただけます。その際は出典(メーカー公式資料)の併記と、当ページ(gentsuki-ashiato.com)へのリンクをお願いします。誤りのご指摘はお問い合わせまで。
編集: 原付の足跡 編集部 / 当時定価・諸元・カラーは本文の「出典」に記載した一次資料に基づきます / 最終更新: 2026-06-18





