ホンダ スペイシー50
スペイシー50は、ホンダが1982年5月に発売した、当時市販車で唯一の4サイクル50ccスクーター。スーパーカブ系の強制空冷4ストローク単気筒エンジンと自動遠心クラッチ式3速フルオートマチックを組み合わせ、4ストロークならではの経済性・静粛性・耐久性を打ち出した。発売時はデラックスとカスタムの2グレード展開で、1984年には強制ファンや大型リアキャリアを追加した改良版(型式A-AF02)が登場した。
当時定価
| 年式 | グレード | 当時定価 | 税区分 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 1982 | デラックス | ¥159,000 | 税別 | (出典: Honda ニュースリリース「市販車で唯一の、4サイクル50ccスクーター『ホンダ・スペイシー』発売」1982年5月7日(標準現金価格 デラックスタイプ 159,000円)) |
| 1982 | カスタム | ¥176,000 | 税別 | (出典: Honda ニュースリリース「市販車で唯一の、4サイクル50ccスクーター『ホンダ・スペイシー』発売」1982年5月7日(標準現金価格 カスタムタイプ 176,000円)) |
| 1984 | 改良版(1984年) | ¥179,000 | 税別 | (出典: Honda ニュースリリース「4サイクル スクーター『ホンダ・スペイシー50』を改良し発売」1984年2月14日(全国標準現金価格 179,000円)) |
※「当時定価」は発売当時の新車価格です。現在の販売価格・中古相場ではありません。
基本スペック
| メーカー | ホンダ |
|---|---|
| 型式 | AF02 / A-AF02 |
| 年式 | 1982〜1986 |
| 排気量 | 49cc |
| エンジン | 4ストローク |
| 免許区分 | 一種 |
| 最高出力 | 5ps / 9000rpm |
| 車両重量 | 73kg |
| 全長×全幅×全高 | 1705×675×1050mm |
| 燃料タンク | 5L |
| 始動方式 | セル・キック |
| 変速機 | Vベルト無段変速 |
| タイヤ前/後 | 3.00-10-2PR / 3.00-10-2PR |
諸元の出典: Honda ニュースリリース「市販車で唯一の、4サイクル50ccスクーター『ホンダ・スペイシー』発売」1982年5月7日(標準現金価格 デラックスタイプ 159,000円) / Honda ニュースリリース「市販車で唯一の、4サイクル50ccスクーター『ホンダ・スペイシー』発売」1982年5月7日(主要諸元表:全長×全幅×全高 1.705×0.675×1.050m、車両重量73kg・乾燥重量68kg、最高出力5.0PS/9,000rpm、燃料タンク容量5.0L、タイヤ前後3.00-10-2PR、始動方式セル・キック併用、排気量49cm³)(裏取り確認日 2026-06-18)
型式・世代の変遷
| 世代 | 型式 | 年式 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 初代 スペイシー50 | AF02 | 1982-1984 | 1982年5月13日発売。強制空冷4サイクル50cc単気筒、自動遠心クラッチ式3速フルオートマチック。デラックス/カスタムの2グレード。 |
| 改良版(マイナーチェンジ) | A-AF02 | 1984-1986 | 1984年2月15日発売。外気導入型強制ファン、大型リアキャリア、外観・インストルメントパネルを改良。公式リリースの諸元では全長×全幅×全高1.705×0.670×1.080m、最高出力4.5PS/8,000rpmと初代から変更されている。 |
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原付免許で乗れる新基準原付への乗り換え
この型式から乗り換えるなら、原付免許でそのまま乗れるホンダ Dio110 Liteが近い後継です(最高出力3.7kW=新基準原付に適合)。
| 後継候補 | ホンダ Dio110 Lite |
|---|---|
| 新車価格 | ¥239,800(税込) |
| 発売 | 2025-11-20 |
| 出典 | Honda公式ニュース |
現行で最も手頃な新基準原付スクーター。空冷110cc・14インチ・専用ローシート。
新基準原付とは(制度の基礎)
新基準原付とは、総排気量が50cc超〜125cc以下で、かつ最高出力を4.0kW以下に制御した二輪車のこと。これに適合した車両は「原付免許」で運転できます(第一種原動機付自転車に区分が追加されました)。
注意:「125ccなら原付免許で全部乗れる」わけではありません。最高出力が4.0kWを超える125cc以下の車両は第二種原付に区分され、原付免許では運転できません。
制度の施行:2025-04-01(道路交通法施行規則の改正により2025年4月1日に施行。)
従来の総排気量50cc以下(原付一種)は、2025年11月の第4次排出ガス規制への対応が技術的・コスト的に困難なため、2025年10月末で生産が実質的に終了しました。
原付免許で乗れる現行の新基準原付(例):
出典:日本自動車工業会(JAMA) 新基準原付について / Honda 企業情報(新基準原付 適合モデル発売 2025-10-16)
出典
- Honda ニュースリリース「市販車で唯一の、4サイクル50ccスクーター『ホンダ・スペイシー』発売」1982年5月7日(標準現金価格 デラックスタイプ 159,000円)
- Honda ニュースリリース「市販車で唯一の、4サイクル50ccスクーター『ホンダ・スペイシー』発売」1982年5月7日(標準現金価格 カスタムタイプ 176,000円)
- Honda ニュースリリース「4サイクル スクーター『ホンダ・スペイシー50』を改良し発売」1984年2月14日(全国標準現金価格 179,000円)
最終更新: 2026-06-18